[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=r85OWy9pTWE例えば映像のように高速道路で激震が発生し、立ち往生してしまうと、ただでさえ狭い空間が車や人の波によって占拠され、身動きが取れなくなってしまいます。こうした閉鎖空間では人はパニックになりやすく、極端な例だと激しい人並みに押し飛ばされたり、踏み潰されたりするなど、人災に遭う確率が跳ね上がりますので、高速道路の避難経路の確認の有無一つで、自分を取り巻く状況は大きく変わってきます。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=4l9TSEdQ1uc地震に直面した親猫が、子猫を身を呈して守ってる・・・ああ、ほっこりする映像だぁ～、というのが趣旨ではなく、動物には地震などの自然現象を察知する能力が人間より優れていますので、普段見せない彼らの激し過ぎる異常行動には特に要注意です。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=4E7Nrf8fjqY不測の事態に際し、パニックになるのは人間だけとは限りません。こうして自然に解き放たれた大型動物だって、理性を失えば人間以上の暴徒と化すのですから、自分の身を守る最低限の術は身につけておくほうが無難かもしれません。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=JUF73bPXFZ8バイクや車は震災時の揺れに弱く、ハンドルが取られて玉突きなどの大事故の原因になったり、そうでなくても渋滞車両が避難に支障をきたしたりする怖れがありますので当然、使いたくても使えません。いくらサイズを取らない自転車といえども立派な「車両」ですから、避難の鉄則（お約束事）にはどうしても該当するのです。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=x9uftkUbCSAそんなに大きくないビルですが、グラグラと左右にぶれている光景には少しだけ恐怖を覚えてしまいます。避難する際はビルの側を極力通らず、ビルから離れて避難してください。最近は免震・耐震構造のビルが増えてきましたが、古いビルにそういった改良工事が加えられているかどうかは推し量れませんので、もしも屋上から物が降ってきたり、割れたガラスの破片が降りかかったりすると大変危険です。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=y3M22RPDlp8FNNの報道ステーションで地震に直面し、棚やら机やらに置かれた本や書類がバラバラ下に落ちています。物が落ちるときの震度はマグニチュード5以上ですから、物の落ち具合である程度、地震の強さは目視推測可能です。とにかく、物が落ちるほどの強震でしたら、出口が遠い上に歩行困難な揺れ具合の場合、オフィスであれば屋内の机の下に身を入れて自身を守るか、出口が近く這ってでもなんとか屋外に出れそうであれば、ビルから極力離れ、何の障害物もない安全な場所に一時退避するようにしてください。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=J6FVTJqMt5E液状化現象とは、地震の際、地下の砂が振動により地下水と混ざって液状になる現象を指します。別名、流砂現象とも呼ばれます。これにより比重の大きい地表面の構造物が埋もれたり、倒れたり、下水管など地中の構造物が浮き上がったりします。場合によっては断裂面から砂水が一気に吹き上げ、想定しなかった事態に巻き込まれる事もあります。新潟地震や阪神淡路大震災でも見られたこの現象は、大型地震にはつきもののアクシデントで、安全だと思われていた頑丈な高層ビルがいきなり倒壊し、瓦礫の中に身動きが全く取れない状態で埋まってしまうなど、思わぬリスクを伴う非常に危険なものです。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=HWEbUu9NhVU
振動により上水菅が破砕し、地下を流れていた水が地表の断裂面に沿って溢れ出たものです。こういう漏水現象は津波に比べて一見すれば穏やかなもののように思えますが、実は正反対で、一箇所で発生すると次から次へと発生し、あっという間に辺り一面が水浸し状態になり、かえって避難の足が遅くなってしまいます。足場を取られてしまったら、避難は困難になってしまいます。避難は時間との勝負ですから極力、迅速に行うようにしてください。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=WUSz6YQiS7w
日本、中国、韓国、インドネシアスマトラ島、フィリピン、ネパール・・・かつて大地震が発生したこれらの国々を線でつなげてみると、意外な事実が判明します。いずれもユーラシアプレートもしくはフィリピン海プレート、北アメリカプレート、オーストラリアプレートの交わるラインに位置し、近隣に巨大な海底断層もしくは大陸型断層が存在する地域なのです。そのため、過去の例で言えば、ほぼ半弧を描くような形で大型地震が周期的に発生しており、相模・南海トラフを有する日本のみならず、大陸型断層に近い中国もしくは韓国も今後は注意が必要です。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=AKiarkO8198
雪山の登山中、大地震に遭遇した場合、常に雪崩の恐怖がつきまといます。振動に応じて小さなうねりから次第に大きなうねりへと急激に変化を遂げる点では、雪崩は地上の津波と言っても過言ではありません。

まだ小さな地震であれば、強い波しぶきが押し寄せてくるだけですが、東日本大震災レベルの津波はまさに鉄砲水でした。時速は40～60キロと車並みのスピードで、水位は数メートル、大人でもあっという間に呑み込んでしまうほどの勢いです。海水浴の際、地震を感じたら近くに高台があればひとまず高台に、高台がなければ、出来れば10階建て以上の高層ビルに避難しましょう。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=AZXPB50G9bE
津波に遭遇しても助かる方法は幾つかあると言われています。津波に遭って生還した人の話によれば、例えば①運動靴など、浮きやすいものを常に身につけて置く事、②頭を上流、足を下流に向けた状態でうつぶせにはならず、背を水面につけるようにする事、③極力流れに身を任せて体力を消耗させない事、④②の状態で何かに掴まり、浮くような格好を意識する事（立ち泳ぎを適度に加える）等が公開されています。