映画「タイタニック」で、ケイト・ウィンスレットとディカプリオが、十字のポーズで船首に立つ有名なシーンがありますが、あのシーンを現実にやったらどうなるか、この映像が答えです。平均時速40kmとスローで進む船でも、甲板は強風に煽られ、女性のセットした髪や履いているスカートはこの通り悲惨な事になります。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=5CgbMqah-Akフェリーでの船旅を経験した人はご存知でしょうが、高速バスや飛行機、列車と違ってフェリーだけが唯一、体を大の字にして休む事が出来ます。目的地まで多少時間がかかっても、長旅を快適に過ごしたい人にフェリーでの船旅はオススメです。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=peJwzJkNVmU船室を右から左へと転がりまくり、上下に強くバウンドし、立ち往生して幾度となく停船・・・おまけに荷物や車はゴロゴロ状態で、夜の就寝時も唸るような波音と叩きつけるような強風、吐き気を催すような激しい揺れで全く寝付かれず・・・快適なはずのフェリーの旅において、台風による大しけ等は最大の大敵です。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=aBM7NgMhg90海に生きる男達が皆、船酔いに強いかと言えば、必ずしもそうとは限りませんが、荒波にもまれ、数々の修羅場を乗り越えてようやく一人前になるという海での生き様は今も昔も変わらないようです。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=_LuwdaAmy90操舵手や船長の腕がよほど優れているのか、数十万トンにも及ぶ重量を持った巨大コンテナ船の神がかかった停船です。あわや球技場に乗り上げるという、大事態の一歩手前でした。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=BNWpk8eRumQ道路を走る車両全般に｢道路交通法｣の適用があるように、海には船舶の衝突を防ぐための｢海上交通３法」が全ての船舶に課せられます。「海上衝突予防法」「海上交通安全法」「港則法」の3つですが、これに違反し、航行の安全を疎かにするとこのような海上事故がたやすく発生してしまいます。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=USfPRJmsFkk世界の海を巡る国際的なルールとしては現在、「旗国主義」という方針が採られています。これは、その船の所属する国の法律に従うというもので、例えば船籍が日本であれば日本の海事法（船舶法等）が適用されます。パナマ運河に激突した巨大コンテナ船も、船籍に該当する法律に従って責任が追求され、関係者が行政処分されるという運びになります。それにしても、被害が軽微で幸いだったと言わざるを得ません。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=gFoq8-Xszjsウ～ン、バランスを崩して、ですか・・・後の航海に大きな禍根を残し、並々ならぬ不安を抱かせるような進水式ですね。例え1億積まれても、この船で航海したくはないです。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=cVTTnoj_utU「吊り上げ船の重量に耐えられなかったクレーン車が、仲良く入水自殺しようとしているオバカなハプニングシーン」と言えばそれまでですが・・・持ち上げられるクレーン車の、恐怖するオペレーターの胸中によぎるものは一体何だったのでしょうか。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=hFsSmxpKoKg元動画に「フェリーからトレーラーがダイブ寸前で大ピンチ！！」というタイトルが付いていますが、今まさに海中にドボン寸前のトレーラーをクレーン・ベルトで固定し、桟橋で車体をすくい上げようとしている緊迫のシーンです。この未曾有のアクシデントは、サイドブレーキをかけ忘れたドライバーの重大な過失から引き起こされたものでした。

一方の水かさを増やして出航させ、もう一方は水かさを減らして待機、それから水かさを増やして出航させる、この繰り返しによるターミナル運河のシステマチックな運用は、普段はなかなかお目にかける事はありませんが、こうして目の当たりにするとなかなか理に叶っています。