2005年、文部科学省の調査「学校給食費の徴収状況に関する調査」によって全国都道府県の学校給食費滞納率が明らかになりました。沖縄県の学校給食費滞納率は6.257%で、全国ワーストトップでした。全国偏差値で見ると107.52になっています。【出典データ：文部科学省「学校給食費の徴収状況に関する調査」(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/01/07012514.htm)】

北海道の学校給食費滞納率は2.435%で、全国ワースト2位でした。全国偏差値で見ると66.06になっています。【出典データ：文部科学省「学校給食費の徴収状況に関する調査」(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/01/07012514.htm)】

宮城県の学校給食費滞納率は1.852%で、全国ワースト3位でした。全国偏差値で見ると59.74になっています。【出典データ：文部科学省「学校給食費の徴収状況に関する調査」(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/01/07012514.htm)】

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=WOE2AFS2Xk8僕が学校給食を食べていたのは、今からざっと35年以上前の事になります。都道府県によって実情は違っていたでしょうが、福岡県の市立小学校では学校に併設された調理室で、パートのおばさん達が給食のおかずを総がかりで、土日祝を除く月曜日から金曜日まで一日も欠かさず作っていました。児童全員用のおかずを作るために比較的煮込み料理が多かったのも、調理の手間や負担を軽減させる目的があったのだろうと思います。大人になってから思い起こせば、当時の給食のおばさん達にただ、ただ頭が下がる一方です。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=cSlw23pTgqc日本で本格的に米飯給食が始まったのは昭和50年代後半頃ですが、それまではパン食が主流でした。それでも今のように新米を使ったご飯ではなく、流通過程で余ったお米を消費する目的で古米・古古米が給食に使われるケースがよく見られました。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=Vk3BfOj5NuY今思い返してみれば、随分不思議だと思えるのですが、昔は今と違って廃油処理の基準が定まっていなかったため、一度油物に使った油は再利用が難しく、安全性・衛生面の問題上、から揚げなどの肉料理が少なかったのだろうと思います。現在は県や市の教育機関から給食調理業者が給食事業を委託されていますから、そういう問題はクリアされているものの、コスト面から原材料の鮮度・安全性という新たな問題が生じています。

[元動画] http://www.youtube.com/watch?v=fr_AGr-k60E給食のデザートの代表格は、おそらく今も昔も男子・女子問わず大好物の「プリン」だろうと思います。「ちびまる子ちゃん」のモデルで原作者の桜ももこさんと僕は同年代ですが、漫画やアニメの給食のシーンで、テトラパックの牛乳とたま～に出るデザートのプリンを描いている所はさすがです。