【タモリ】「いいとも」の元名司会者の知られざる12の人生ドラマGIF
2015.07.31

【タモリ】「いいとも」の元名司会者の知られざる12の人生ドラマGIF

日本のお笑いタレント、司会者、俳優、歌手、ラジオパーソナリティー、作詞家、作曲家、作家、実業家・・・ここに挙げたのは日本を代表するタレントの一人、タモリさんの肩書きです。とにかく多才なタモリさんはいくつもの冠番組を持ち、「番組視聴率の男」「長寿番組請負人」と言う異名を持っています。そんな「いいとも」の元名司会者、タモリさんの知られざる人生ドラマを綴ってみました。

【タモリ】福岡出身で元は保険のトップ・セールスマン

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本番中の笑っていいともで起こったハプニングGIF画像

【タモリ】インチキ外国語が多くのミュージシャンに注目される

matt@libero

タモリが道路の真ん中で話すGIF画像

進学校である福岡県立筑紫丘高等学校を卒業後、タモリさんは1年間浪人しました。浪人中は押入で中国や韓国のラジオ放送をよく聴いていたそうですが、これが後の持ちネタになる「6か国語マージャン」などの「インチキ外国語芸」に活かされる事になりました。そして、ジャズコンサートでの乱入でインチキ外国語を披露し、山下洋輔さん等ジャズミュージシャン達の目に留まる事になるのです。

【タモリ】赤塚不二夫氏との運命的な出会い

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タモリ一行が道路脇で話すGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=gKkcxr347us福岡で生活しつつ、月1で上京して「素人芸人」として即興芸を披露するタモリさんは、やがて赤塚不二夫さんとの運命の出会いを果たします。タモリさんを訪れた赤塚不二夫さんは、彼の即興芸に大いに感動し、自分の番組にタモリさんを出演させようと思いました。これがタモリさんのテレビデビューにつながります。赤塚不二夫さん宅に居候し、破格の支援を受けたタモリさんは、ご本人がお亡くなりになった時、芸人を代表して弔辞を読み上げましたが、その背景にはこのような人間ドラマがあったのです。

【タモリ】キワモノ芸人として芸能界デビューを果たす

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タモリが昆布を食べるGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=QZFGw6v36iE芸能界デビューを果たしたタモリさんは、イグアナ芸や中洲産業大学教授「森田」のコスプレ、デタラメな言語を喋ってその場にいる人を困惑させるハナモゲラ芸など、他の芸人とは一線を画する芸を即興で披露しキワモノ芸人として注目を集めました。

【タモリ】「お笑いスター誕生」でとんねるずの芸を審査

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タモリがヘビウリを包丁で切るGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=eQvyKztntVg芸能生活5年目に入った1980年頃、当時お笑い芸人の登竜門だった「お笑いスター誕生!!」の審査員を赤塚不二夫さんと務める事になりました。その時タモリさんは若き日のとんねるず2人組に出会います。タモリさんと赤塚不二夫さんはとんねるずの芸に感心し、特にタモリさんに認めてもらった事をひどく感動したとんねるずはそれ以降、タモリさんに頭が上がらなくなりました。「いいとも」の番組終了間際や最終回に、準レギュラーとしてとんねるずが特別出演したのも、この時の恩返しだったのかもしれませんね。

【タモリ】下ネタコントで出入り禁止局多数、深夜番組に活動拠点を置く

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タモリと山本モナが話すGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=gKkcxr347us1980年代に入ってから深夜帯バラエティ番組への出演機会が増えたタモリさんは、日本テレビ系列の『今夜は最高!』などで教養の深さや博識な所を強烈にアピールするようになります。ファン層が拡大するタモリさんでしたが、今では考えられないくらいに下ネタ発言が多く、夜の芸人というイメージは拭えませんでした。限界を超えた下ネタコントで多数の昼間・夕方帯バラエティ番組への出演禁止の記録を打ち立て、深夜番組を芸能活動の拠点に置いたのはそういった事情があっての事でした。

【タモリ】芸風を180度転換させる「笑っていいとも」の司会に抜擢される

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タモリがピンセットで盆栽をつまむGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=7bpvhgkTrpU1980年、ニッポン放送の主婦向けトークバラエティー番組「だんとつタモリ おもしろ大放送!」にラジオパーソナリティとして出演し、夜の営み話等きわどいトークの連続で人気を集めた結果、フジテレビのプロデューサーの横澤彪氏がタモリさんのトークに注目し、「笑っていいとも」のメイン司会に起用しました。タモリさんに影響を受け、彼の運命を変えた大恩人は赤塚不二夫さんだけではなかったのです。

【タモリ】「タモリ倶楽部」は森田一義の原点

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タモリが昔のホッチキスを使うGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=VN7HBJtkQ90元々キワモノ芸好きで下ネタトークを得意とするタモリさんは、放送規制の緩い深夜番組帯を活動拠点に置いていましたから、「いいとも」の「昼の顔」以外に「夜の顔」も持っていました。そこで、「夜のタモリ」という本来のイメージを崩さないために、テレビ朝日系列の深夜バラエティ番組「タモリ倶楽部」がスタートしました。

【タモリ】『第34回NHK紅白歌合戦』の総司会役に

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タモリが忍者道具に触れるGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=7oEVdE47H_M「いいとも」はタモリさんの芸風と、活躍の場を拡げる事に大いに貢献しました。「いいとも」で司会を磨いたタモリさんは、1983年の「第34回NHK紅白歌合戦」の総合司会を務めることになりました。例年、大晦日の「NHK紅白歌合戦」の司会には同局のアナウンサーが務めていましたが、全くの部外者が総合司会を務めたのはタモリさんが初めての事で、タモリさん以降もタレントが起用されるようになりました。

【タモリ】『ミュージックステーション』で2代目メイン司会に

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タモリが金属の棒をプレスするGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=7bpvhgkTrpUすっかり昼の司会者としてイメージが定着したタモリさんは、1987年からテレビ朝日系列の音楽番組「ミュージックステーション」の2代目メイン司会を務めるようになりました。「いいとも」や「タモリ倶楽部」そして「ミュージックステーション」等、まさにタモリさんは長寿番組請負人と言っていいほどの活躍ぶりです。

【タモリ】多くのお笑い芸人を輩出した『タモリのボキャブラ天国』

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タモリが楽しそうに鉄道ビデオを見るGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=PXlTLjkZBpw1990年代以降のタモリさんは、冠番組を多数持つようになりました。代表的なものにテレビ東京系列の「タモリの音楽は世界だ!」フジテレビ系列の「タモリのボキャブラ天国」「タモリのジャポニカロゴス」、NHKの「ブラタモリ」等があります。特に「タモリのボキャブラ天国」ではお笑い第四世代に該当する「爆笑問題」や「クリームシチュー(当時は海砂利水魚)」といったお笑いコンビを多数見出しましたた。

【タモリ】2014年『笑っていいとも』が単独司会最多記録でギネス認定される

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タモリが書店のサイン会に並ぶGIF画像

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=8w5iGCSIUjYそして2014年3月31日、「笑っていいとも」が多くのファンや芸人達から惜しまれながら、最終回を迎えました。1982年10月4日から続いた全8054回の昼の代名詞的な番組「いいとも」は、「生放送バラエティー番組 単独司会最多記録」として、ギネス記録に認定されました。

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