【「ぬ・ね・の」のつくことわざ】似通った「ぬ・ね・の」のつくことわざGIF10+1選
世間的に知られている「ぬ」「ね」「の」のつくことわざは、それぞれ3~4個と少ないながらも古来から多用され、とうてい無視できないものばかりです。そして、最大の特徴は「糠に釘」「猫に小判」「暖簾に腕押し」など、非常に似通った意味を持つことわざがあり、注意しないと誤用する恐れが大いにあるという点です。実は微妙に意味が異なっています。今回は「ぬ」「ね」「の」のつくことわざを一挙に紹介したいと思います。
( ╹◡╹)っ・・・「ぬ」のつくことわざ集です
【「ぬ」のつくことわざ】まるで手ごたえがありません・・・
TwitterやFacebook、LINEなどで「糠に釘」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
柔らかい糠(ぬか)に釘を打っても、釘は安定しません。ここから「手応えがなく、効き目がない」ことを指すことわざになりました。どちらかといえば、自分自身の行為に対して無意味であることを指したことわざです。
【「ぬ」のつくことわざ】損失ばかり出ています
TwitterやFacebook、LINEなどで「盗人に追い銭」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「盗人に金目の物を盗まれ、更にお金自体もくれてしまう」・・・まさに、大損のオンパレード状態です。そこから「損の上に損を重ねる」ことを意味するようになったことわざです。注意したいのは、株取引やFXのように自身の責任で売買をし、結果的に大損をこいた場合、このことわざを使用すると誤用になる点です。
【「ぬ」のつくことわざ】単純作業で実働1時間の時給は30000円!
TwitterやFacebook、LINEなどで「濡れ手で粟」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
楽な短時間労働で時給がなんと30000円という、超破格の超好待遇!そんなものがあったら、ぜひ紹介してもらいたいものですね。「濡れた手で粟をつかむと、粟粒がたくさん付いてくる」ことから、「骨を折らないで利益を得ること、少ない労力で得るものが多いこと」を喩えるようになったことわざです。
( ╹◡╹)っ・・・「ね」のつくことわざ集です
【「ね」のつくことわざ】「知らないフリをする」という意味もあります
TwitterやFacebook、LINEなどで「猫を被る」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
このことわざの本来の意味は「知っていながら知らないフリをする」でした。そこから転じて「本性を隠し、おとなしそうにふるまう」意味で使われるようになりました。デートの時はよく相手を観察しないと、後で後悔することになるかも・・・
乙女っぽく恥じらっていますが本性は・・・
GIF画像ではかわいこぶっている『東京レイヴンズ』の大連寺鈴鹿ですが、その本性にはえげつないものがあります。例えば、年上に対して不遜な態度を取ったり、口が悪かったり、しまいには嫌いな相手に対し、躊躇なく嫌がらせを行ったりします。しかし、根は決して悪人ではありません。
【「ね」のつくことわざ】繁忙期で人手が足りません
TwitterやFacebook、LINEなどで「猫の手も借りたい」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
忙しい時、「ニャニャニ?ニャン(忙しい?じゃあ手伝うよ)」と、親切な猫が本当に手を貸してくれても、猫の手の形やサイズからいって、あまり役に立ちそうにありません。(癒しにはなるかもしれませんが)。そこから「非常に忙しく、働き手が不足している」状態そのものを喩えたことわざです。
【「ね」のつくことわざ】モノの値打ちが分からない人なのに贈っても・・・
TwitterやFacebook、LINEなどで「猫に小判」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「どんな貴重なものでも、その価値が分からない者に与えては、何の役にも立たない」「高価なものを与えても、何の反応もなく、効果もない」ことを喩えたことわざです。先に紹介した「糠に釘」とほぼ同義ですが、こちらのほうは微妙な人間関係の上で使用されることが多いようです。
( ╹◡╹)っ・・・「の」のつくことわざ集です
【「の」のつくことわざ】「張り合いのない人」のことです
TwitterやFacebook、LINEなどで「暖簾に腕押し」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「糠に釘」「猫に小判」と来て、最後は「暖簾に腕押し」です。「力を入れても少しも手応えがないこと、ものごとに張り合いがないこと」を指しますので、どちらかといえば生物ではなく物体、物理的なものに対して使用されることわざです。ここでの「腕押し」は「押し相撲」を指しています。
【「の」のつくことわざ】人はとかく忘れっぽい生き物です
TwitterやFacebook、LINEなどで「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「熱いものも飲み込んでしまえば、熱かったことを忘れてしまう」・・・という意味を持つことわざですが、確かに食道や胃には神経が通っていませんから、熱さは感じません。ここから転じて「苦しいことも、それが過ぎると簡単に忘れてしまう」または「苦しいときに受けた恩を、楽になった途端に忘れてしまう」ことに喩えて使用されることわざになりました。
【「の」のつくことわざ】人に先を譲れば、後で良いことがあるかも・・・
TwitterやFacebook、LINEなどで「残り物には福がある」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「人が取り残して最後に残った物には、思わぬ利得がある」「人に先を譲れば、結果的に自分に福徳があるものだ」という意味を持ったことわざです。お宝という意味でも、合コンでも最後にぼっちになってしまう人が必ず出てしまいますが、実はその人こそあなたの理想の人なのかもしれません。