【「せ」「そ」のつくことわざ】難読・難解ことわざの「せ・そ」のつくことわざGIF9+おまけ
![](https://img.gifmagazine.net/gifmagazine/images/635362/medium_thumb.png)
ことわざライフ、満喫されていますか?早いものでこれまで取り上げたことわざの数は、現時点で全体のおよそ半分近くに達しました。今回は先の「せ」のつくことわざの残り5つに加え、代表的な4つの「そ」のつくことわざをご紹介したいと思います。「せ」のつくことわざに比べ、「そ」のつくことわざになると、普段から見慣れないだけでなく、難読・難解なものばかりですが、ここは一つワンポイントで学習していきましょう。
【「せ」のつくことわざ】良い事はすぐにとりかかりましょう
TwitterやFacebook、LINEなどで「善は急げ」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「よいことをためらわず、機会を逃がさずにただちに実行しなさい」という意味を持つことわざです。自分だけがという「利己」の精神ではなく、他人の幸せのためにという「利他」の精神で良い行いを心がけましょう。
【「せ」のつくことわざ】そして、その積み重ねが幸福を招く
[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=M-HGHmO3HRc
「1日に一つでも良い行いをし、積み重ねていきなさい」という諭しの意味を持つことわざが「一日一善」です。このように、「善」という言葉は、頻繁にことわざの中に登場します。それもそのはず、正しい行動規範や倫理観、価値観を説くことわざにおいて、「善」は「徳」の最たるものの一つと解釈されています。
【「せ」のつくことわざ】誰が誰だかわからない状態です
TwitterやFacebook、LINEなどで「船頭多くして船山に登る」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
上司A「君、これはこうしなさい」
上司B「いや、それはああしなさい」
上司C「いやいや、ここはやっぱりこうするべきだ・・・」
自分に指図する人が多いと、かえって物事の統制が取れなくなってしまいます。その結果、どっちつかずになってしまい、ものごとがあさっての方向に向かいかねないことを喩えたことわざです。
【「せ」のつくことわざ】この子は天才だ・・・!
TwitterやFacebook、LINEなどで「栴檀は二葉より芳し」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「白檀は発芽したばかりの二葉の頃から、良い香りを放つ」ことから、「英雄や秀才のように大成する人は、幼い頃から人並み外れて優れている」ことを伝えることわざです。
【「せ」のつくことわざ】少々の犠牲はやむを得ない・・・
TwitterやFacebook、LINEなどで「背に腹は替えられぬ」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「大切なものごとのためには、他のことを顧りみる余裕はない」「差し迫った大きな苦痛や苦境を避けるために、小さな苦痛や多少の犠牲は止むを得ない」などの意味を持ったことわざです。いわゆる「大を活かすために小を殺す」ということなのですが、小さな犠牲でもそれは大きな犠牲、果たしてそこにどれくらいの意味や価値があるのでしょうか?
【「せ」のつくことわざ】「ほぞを噛む」という意味です
TwitterやFacebook、LINEなどで「噬臍」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
難しい漢字ですが、「噬臍(ぜいせい)」の「噬」は噛むことを意味します。覚えにくい場合は「臍(ほぞ)を噛む」に置き換えましょう。意味はどちらも「後悔すること、悔いること」です。
【「そ」のつくことわざ】もう、好きにしちゃって
TwitterやFacebook、LINEなどで「俎上の魚」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
元は「俎(まないた)の上に置かれ、料理されるのを待つばかりの魚」という意味で、「相手の成すがままになるより仕方のない状態、運がつきた者」のことを指すことわざに変わりました。「まな板の上の鯉(こい)」も同じような意味のことわざです。
【「そ」のつくことわざ】長男・長女は大事に育てられるとどうなる?
TwitterやFacebook、LINEなどで「総領の甚六」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
長男と長女、次男と次女は、どうしても長子が家の後継者として大事に育てられてしまうため、次子や継子に比べておっとり育つ傾向にあると言われています。そこから「長男または長女は、弟や妹に比べるとお人好しで愚鈍」という意味を持つようになりました。
【「そ」のつくことわざ】あ~あ、タイミングを逃した
TwitterやFacebook、LINEなどで「宋襄の仁」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「無益の情け・同情」「タイミングを逸した、意味を持たない憐れみ」を指したことわざです。あまりにもあてこすりなお節介は、どうしても人から嫌われてしまいます。