【「こ」のつくことわざ ②】意味が分かれば唸ってしまう「こ」のつくことわざGIF9+1選
![](https://img.gifmagazine.net/gifmagazine/images/634962/medium_thumb.png)
世間的に知られている「こ」のつくことわざは、代表的なものでおよそ20個ありますが、ここではそのうちの残りの9個にプラス1個してご紹介したいと思います。日常社会に溶け込み、ひんぱんに使われている「こ」のつくことわざですが、先にお伝えしました通り、誤まった使われ方が目立つ傾向にあります。今一度おさらいするとともに、現代社会でどのような場面で使われる事が多いのか、いろいろと検証してみたいと思います。
【「こ」のつくことわざ】「ビッグになって」帰ってきたぜ!
TwitterやFacebook、LINEなどで「故郷へ錦を飾る」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「立身出世」という意味で使われる事が多いですが、微妙にニュアンスが異なります。「立身」も「出世」も、社会的な地位を得ること、名声を得ることを意味します。従いまして、このことわざは「立身出世」よりもスケールの大きな内容と意味を持ち、「故郷を離れていた者が、立身出世して堂々と故郷へ帰る」ことを指したものになっています。
【「こ」のつくことわざ】つまりは、凱旋ライブです
[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=0lOLQ8hXvxc
人気アイドルグループ、ももいろクローバーZのメンバーの出身地、静岡県でライブを行った時の映像です。地元の熱狂的なファンに迎えられ、彼女たちもテンションハイマックス状態です。
【「こ」のつくことわざ】前もって用心していれば、失敗なんかござんせん
TwitterやFacebook、LINEなどで「転ばぬ先の杖」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「前もって用心していれば、失敗なんかしない」、このことわざは「い」のつくことわざ「石橋を叩いて渡る」と同じような意味で使われていますが、やはり微妙にニュアンスが違います。
「石橋」のほうは「不測の事態に対し、必要以上に用心しながら渡る」であり、「転ばぬ先」のほうは「不測の事態に備えて充分な準備を前もってしておく」という意味になります。同義のことわざであってもニュアンスが異なるケースが多いので、やはりここに誤用の元が生じています。
【「こ」のつくことわざ】過保護なモンスターペアランツの事です
TwitterやFacebook、LINEなどで「子故の闇」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「親が子を思い、かわいがるあまりに、思慮・分別がつかなくなる」ことをたとえたことわざです。自分の子供ばかりひいきにして、他人の子供のことなんかどうでもいい、実に自分勝手で無協調な教育方針をかかげる、俗にいう「モンスターペアランツ」の事です。
【「こ」のつくことわざ】力量不足を棚に上げてわめくのは・・・
TwitterやFacebook、LINEなどで「田作の歯軋り」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「実力不足、能力の低いものが自分の無能を棚に上げ、属する組織や上司・同僚、はては顧客の振る舞いをわめき散らすように批判する」そのような様子をたとえたのがこのことわざです。そういう人には「自分のことを棚に上げて・・・」と内心で呟いてあげましょう。
【「こ」のつくことわざ】平和は良いよね~
TwitterやFacebook、LINEなどで「鼓腹撃壌」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
難しい漢字のオンパレードですが、意味はいたってシンプルです。「平和で幸せな世の中(天下泰平)を楽しむ」様子をたとえたことわざです。昔の武将の多くはこの信念を以って、天下統一に挑みました。
【「こ」のつくことわざ】親は子を思うあまり、終生自由を束縛される
TwitterやFacebook、LINEなどで「子は三界の首枷」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
このことわざの「三界」とは、仏教用語の「欲界」「色界」「無色界」という三つの世界、あるいは「過去」「現在」「未来」といった3つの時間軸を指す言葉だといわれています。つまり「ずっと続く」という意味が含まれており、そこから「親は子を思うあまりに心をくだき、一生涯自由を束縛される」という意味で使われるようになったことわざです。
【「こ」のつくことわざ】酒を飲んで俗世の憂さを忘れましょう
TwitterやFacebook、LINEなどで「壺中の天地」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
このことわざの出典は「後漢書」方術伝ですが、「老人が壺の中に入ったのを見て自分も入ってみたら、なんとそこはお酒と豪勢な料理が所狭しと並ぶ、天国のような別世界だった」という、「鏡の国のアリス」を彷彿とさせるような、中国流のファンタジーストーリーです。そんなストーリーが転じて「酒を飲み、俗世間を忘れて楽しみ、憂さを晴らす」という意味になりました。
【「こ」のつくことわざ】どっちもどっち、大して変わりません
TwitterやFacebook、LINEなどで「五十歩百歩」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「五十歩歩こうが百歩歩こうが、距離的にそれほど違いはない」ことから「少しの違いはあっても本質的には同じ、似たり寄ったり」という意味で使われることわざです。