【「こ」のつくことわざ ①】知名度が高いことわざの多い「こ」のつくことわざGIF10選
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世間的に知られている「こ」のつくことわざは、代表的なものでおよそ20個ありますが、いずれも日常社会に溶け込み、ひんぱんに使われていることわざばかりです。そして、気をつけたいのが浸透している分、反対に個人個人が間違った意味で解釈し、誤用している傾向が見られる点です。せっかくことわざを披露しても間違って使ってしまったら、もの笑いの種になってしまいかねません。ここは一つ、おさらいしてみましょう。
【「こ」のつくことわざ】あの人はいつまで経っても進歩しないね
TwitterやFacebook、LINEなどで「呉下の阿蒙」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
中国の三国時代に存在した「呉」の武将、呂蒙の人物像をたとえたものがことわざになったものです。「いつまで経っても進歩しない人」のことを指し、似たようなことわざに「旧態依然」があります。いずれも「古い考えや習慣に捉われ、変わり映えしない、進歩が見られない」ことを指したことわざです。
【「こ」のつくことわざ】国際社会の常識です
TwitterやFacebook、LINEなどで「呉越同舟」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
現実の国際社会でたとえれば、アメリカとロシアの関係がこのことわざに当てはまるのではないかと思います。どちらも仮想敵国ながら、両国に利害の一致が見られるときは、たとえ敵国同士でも一時的に手を結ぶ、という意味になります。「呉越」は「呉」「越」という、戦国・春秋時代の中国に存在した国名です。
【「こ」のつくことわざ】他人の用事で手一杯です
TwitterやFacebook、LINEなどで「紺屋の白袴」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「紺屋が、自分の袴は染めないで、いつも白袴をはいている」ことから、「他人のことに忙しくて、自分自身のことには手が回らない」ことをたとえた、逆説的なことわざです。 うれしい悲鳴?それとも・・・?
【「こ」のつくことわざ】約束を守らない人に使いましょう
TwitterやFacebook、LINEなどで「紺屋の明後日」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「紺屋の仕事は天候に左右され、仕上がりが遅れるばかり。そこで催促すると、いつも「あさってには」と言い逃れるばかりで、当てにならない」ことをたとえ、「約束の期日が当てにならない」人やモノを意味するようになったことわざです。
【「こ」のつくことわざ】地位や名声の高い人ほど身を滅ぼしやすい
TwitterやFacebook、LINEなどで「高木は風に折らる」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
今も昔も、インテリほど他人から受けるプレッシャーに弱い様子です。「高い木ほど風当たりが強く、あっさり折れやすい」という自然の様子から、「地位や名声の高い人ほど他人からねたまれ、身を滅ぼしやすい」ことにたとえるようになったことわざです。この「他人からねたまれる」という視点が抜けると誤用になってしまいますのでご注意ください。
【「こ」のつくことわざ】まさか、あれほどのプロが失敗するなんて
TwitterやFacebook、LINEなどで「弘法も筆の誤まり」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「か」のつくことわざ「河童の川流れ」、「さ」のつくことわざ「猿も木から滑る」と同じ意味を持つことわざです。「達筆な弘法大師でも、時には書き損じがあった」ことから「その道にすぐれている人でも、時には失敗することがある」というたとえになりました。
【「こ」のつくことわざ】上手くいってたのにこいつが・・・!!
TwitterやFacebook、LINEなどで「好事魔多し」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
人の世では、順風満帆で何事もうまくいっていると必ず、何らかの横やりや邪魔が入るものです。この絶対のカルマ(宿業)を憂えたものがこのことわざです。
【「こ」のつくことわざ】終わった事を悔やんでも仕方ありません
TwitterやFacebook、LINEなどで「後悔先に立たず」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
人生にはゲームのようなセーブスポットはありません。だから、人は一度やってしまった、取り返しがつかない大きな失敗を後で悔やみます。「結果が出たあとで悔やんでも仕方がない」ことから、「後悔しない様に十分にものごとを尽せ」と僕たちに諭していることわざです。
【「こ」のつくことわざ】あっというまに1年が過ぎました
TwitterやFacebook、LINEなどで「光陰矢の如し」と返信・レス・リプライしたい時にご自由にお使いください。
「目まぐるしく変わる光と影」ではなく、「昼と夜があっという間に入れ替わる、一日があっという間に終わってしまう」という実感から、「月日がたつのが速い」ことを意味するようになったことわざです。