【ファミコン】ここから全てが始まった!後のゲームの雛形となる伝説の初代(?...
2016.07.15

【ファミコン】ここから全てが始まった!後のゲームの雛形となる伝説の初代(?)のGIF画像集

1983年に任天堂が発売した家庭用ゲーム機『ファミリーコンピューター』、通称『ファミコン』。
カートリッジ式の高い汎用性と低価格が話題となり、実験的なシステムに多くのバグを経て、ソフトにハード、コントローラーとともにその後のゲームの雛形となっています。
今回はそんな偉大なる原点のゲーム『ファミコン』のGIF画像をご紹介します。
ちなみに、家庭用ゲーム機として「初代」ではありません(笑)

ファミリーコンピュータ

GIF画像まとめ

ファミコンゲーム

1983年に任天堂から発売された「ファミリーコンピュータ」通称「ファミコン」。

最初の家庭用ゲーム機……ではなく、家庭用ゲーム機は以前から発売されていました。

あえて分類するなら、「第3世代」のゲーム機です。

画期的な汎用性

GIF画像まとめ

アウトランダーズのGIF画像[ゲーム]

上記の通りファミコン以前から家庭用ゲーム機は発売されていましたが、その殆どが一種類のゲームしか出来ないものでした。

そこに登場したのがカートリッジ交換型のファミコン。

ソフト開発を自社以外からもライセンス形式で許諾することで、一つのゲーム機で様々なゲームが出来る高い汎用性と、ソフトの収入を見込むことでゲーム機本体の価格を抑えることが出来ました。

燃えろ!!プロ野球

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ファミコン伝説のクソゲー燃えろプロ野球のGIF画像

ジャレコから発売された伝説のクソゲーとよばれる一つ「燃えろ!!プロ野球」。

リアルなキャラクターが売りでしたが、ボールがバットのどこに当たってもフライ(ホームランなど)になったり、フィールドが広くてフライがキャッチできなかったり、一試合の所要時間が50分ほどで、ゲームモードはペナントレースしかないなど、野球ゲームとして重大な欠点が多く存在しました。

燃えた!!プロ野球

デルタ

野球ゲームで投げたボールがバントでホームランになっているGIF画像

最たる例はこの「バントホームラン」。
今なら編集やチートかと思われますが、これは仕様です。


このこともあってメーカーにクレームが殺到。当時は当然Twitterやブログなどがありませんでしたが、タイトル通り「炎上」したといっても過言ではありません。

現代のように修正パッチやアップデートが出来ないので、メーカーはソフトを一時回収して、一つ一つ中のROMを差し替える、という作業に徹夜で追われることになりました。

チーターマン

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伝説のファミコンゲームに登場するチーターマンが走るGIF画像

ニコニコ動画でプレイ動画が投稿されたことで有名になった「チーターマン」。


実はアメリカとカナダで発売されたゲームで、日本では未発売です。しかもゲームタイトルは「チーターマン」ではなく、ミニゲームコレクション『Action 52』の52番目のゲームとして収録されていました。

非常にバグの多いゲームとして話題になりましたが、その中には、本当にバグなのか仕様なのか、何をモチーフにデザインされたキャラクターなのかやはりバグなのか、など、それがバグかどうかも判別しづらいゲームとなっています。

高橋名人の冒険島

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スケボーに乗った高橋名人がジャンプしてフルーツを取るGIF画像

現・コナミデジタルエンタテインメントのハドソンに所属していた高橋名人を主人公にしたゲーム「高橋名人の冒険島」。


高橋名人がキュラ大王に攫われた恋人のティナを助けにいくアクションゲーム。

主人公が高橋名人の姿と名前なだけで、当然ながら世界観や設定などは一切関係ありません。

しかし当時子供から「ゲームの神様」として絶大な支持を得ていた高橋名人が登場するということで人気を博し、その後4作まで発売されました。

スパルタンX

merle2consequatur

アイレムから出されたスパルタンX2のプレイGIF動画

ジャッキー・チェンの主演映画の題材にした同名のゲーム『スパルタンX』。

しかし、主人公の攫われた恋人の名前しか一致しておらず、ストーリーなどは全くの別物。どちらかといえば、ブルース・リーの『死亡遊戯』に近いです。

なのに、ちゃんと使用権は得ていました。

テニス

jennings_repellendus

ファミコンテニスの凄いサーブの瞬間のGIF画像

任天堂から発売された通称『任天堂のテニス』。

以前からテニスゲームは存在していましたが、このゲームは「テニスゲームの原点」とも呼ばれるほど。後年のテニスゲームに多大な影響を与えた画期的な記述で話題となりました。

それは、「ボールの影を落とす」ことです。


以前までのゲームにはボールの影がなく、ボールとの距離感が非常に掴みづらかったでした。

その技術には他社からも完成度の高さに驚き、手本になると言わしめました。


それはそうと、右のアンパイアはルイージ?

キャプテン翼

Ippei Takamura

ネオ・ローリングスロー

当初の発売日から2年以上送れて発売された、人気漫画『キャプテン翼』のゲーム。

続編の『キャプテン翼II スーパーストライカー』では、当時原作で続編が描かれておらず、メーカーがワールドユースまでのオリジナルストーリーを作成しました。


ちなみにこの画像はもちろんゲームのではなく、ネタ画像。

なぜならこのゲームには、「退場」というシステムが存在しないからです(!?)

星のカービィ

tyra@qui

カービィが敵を吸い込んだ後に飲み込むGIF画像

ファコンで発売されたカービィシリーズの第1作……ではなく、第2作目の『星のカービィ 夢の泉の物語』。

第1作はゲームボーイから発売されていました。

しかし、このファミコン版カービィが第1作と言っても過言ではありません。それは、このファミコン版で初めて「コピー能力」が付いたからです。


第1作のゲームボーイのカービィにはコピー能力もダッシュ機能もなく、左から右へとゴールに向かうものでした。

一応、「吸い込み」「吐き出し」はありましたが。

コントローラーの原点

Ayano Usamura

ファミコンの1コンと2コン

ファミコンのコントローラーは本体に直接繋がっており、通常では取り外すことが出来ません。

しかし、左側に十字キー、右側に複数のボタン。真ん中にスタートボタンにセレクトボタンというこの形は、後のゲーム機のコントローラーの雛形になっています。


ちなみに、コントローラII(IIコン)にはマイクが搭載され、音声入力が出来るというものになっていました。

残念ながらこの機能は故障の原因の一つにもなりましたが。

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