【ホラー 方法】怖がらせる手法『監視カメラに鏡編』シンプルなモノこそ怖いGIF画像集
夏は『ホラー』の季節です。心霊番組にホラー映画と様々な作品が一同に紹介されます。が、その手法は殆どがいくつかのパターン分けることが出来ます。
モノによっては、実際に起きたことかもしれない、今夜わが身に起こるかもしれない。そんな風に思わせるリアリティが大事なこともあります。その分、余計な演出は悪い結果になることも。
今回はそんな『ホラーの怖がらせる手法【監視カメラと鏡編】』を紹介します。
【監視カメラ】①心霊映像
監視カメラ風の映像を用いた心霊映像。
このパターンのメリットはリアリティです。
特に画面に日付や時間、カメラの番号などがあると、一段のリアリティが増して、本当にあったように思わせてくれます。
【監視カメラ】②遠い・粗い・見えにくい
しかしなんと言っても最大のメリットは、画像が粗く、遠くから撮っているので対象が小さく、画面も暗いので見えにくいところです。
それ故、粗く雑な出来でもそれなりに見えます。
【監視カメラ】③Aタイプ
心霊映像の全てに言えることですが、主に3つのタイプに分けられます。
一つは、「映像の登場人物が心霊体験をする」タイプ。
一番多いタイプであり、一番面白くないタイプです。
登場人物の演技力に、ストーリーが重要になるため、実体験として投稿されると途端に嘘臭く陳腐なものになってしまいます。
このタイプは映画だけでいいですね。
【監視カメラ】④Bタイプ
もう一つは「登場人物が気付いていない」タイプ。
これは登場人物が驚くなどのリアクションが必要なく、演技力が必要ありません。
反面、突然現れるなどの細工が必要になります。
【監視カメラ】⑤Cタイプ
最後の一つは、「画面越しに幽霊が視聴者を見ている」タイプ。
これは大変不気味で、また監視カメラのパターンとは非常に相性がよいです。
またこの画像のように、映像を早送りさせることでずーーーーっとこちらを見ているという演出は素晴らしいですね。
【監視カメラ】⑥残念なCタイプ
監視カメラと相性の良いCタイプですが、だからといって何をやってもいい、というわけではありません。
むしろ、登場人物なしでこちらを見ているというパターンはワンパターンになりやすく、作る側はどうにか新しいことをしようと余分な演出をしてしまいます。
ズームさせたら、監視カメラの長所のリアリティがなくなってしまいます。
【監視カメラ】⑦やりすぎず、シンプルに
監視カメラパターンのメリットのリアリティを保つためには、臭い芝居をせず、無理な編集をせず、可笑しな加工もせず、シンプルにするのが一番です。
映画だと、最後にカメラを怖されるのがお約束ですね。
【鏡】①もう1人の僕
【鏡】②見に起こるリアリティ
監視カメラが「実際に起きたかもしれないリアリティ」に対して鏡は、「実際に自分の身にも起こるかもしれないリアリティ」です。
鏡という身近なモノを利用し、さらに鏡を使用する時は基本的に1人で使用するため、「もしかしたら」と悪い想像をさせてくれます。
【鏡】③シンプル・イズ・ザ・ベスト
監視カメラもそうですが、鏡パターンも特殊メイクに編集など凝った演出は必要なく、よりシンプルなものほど良いです。
ただしドッキリの場合は、相手が振り返ったりしたらそれまでなので、殆ど出オチです。
むしろ襲い掛かろうとしたら逆に殴られてしまいます。ドッキリを仕掛けた方がトラウマになりそうですね(笑)