【和菓子】どれだけ知ってる?味だけではなく見た目でも楽しむ日本のお菓子のGIF画像集
『和菓子』とは文字通り、日本発祥のお菓子……ではなく、ヨーロッパなどから日本に入ってきた洋菓子や、唐菓子に南蛮菓子も含まれます。その為、菓子によっては「和菓子」に入るのかどうか分からない物まで存在します。
主にお茶請けにすることが多く、祝い事の席にも食され、味だけではなく見た目の美しさでも楽しめるよう作られています。
今回はそんな『和菓子』をGIF画像と共にご紹介します。
牡丹餅
牡丹餅(ぼたもち)
餅に餡を包むのではなく、餅を餡で包むのが特徴。
もち米とうるち米を混ぜたものを蒸す、もしくは炊いてから、米粒が残るぐらいに軽くついて丸めたものを、餡で包んだ和菓子です。
「牡丹餅」と「御萩」(おはぎ)の違いは諸説あり、主に季節や使う米で分けると言われていますが、販売する側も曖昧で、昨今では呼び名だけで明確な違いがなくなっています。
蓬餅
蓬餅(よもぎもち)
以前はハハコグサを使い「草餅」(くさもち)と呼ばれていましたが、現在は餅にヨモギを磨り潰したものを混ぜて、中に餡を入れ、「蓬餅」と呼ばれる方が一般的です。
また、「草だんご」と呼ばれることもあります。
笹団子
笹団子(ささだんご)
蓬餅を数枚の笹の葉で包んで、スゲまたはイグサの紐で両端を絞って中央で結んで、蒸した和菓子。
笹には殺菌効果があり、戦国時代に携帯保存食として生まれたとされています。
また、上杉謙信が発明した、という俗説もあります。
梅ヶ枝餅
「梅(ちゃん)が枝餅に興味がない」のではなく、
「“梅ヶ枝餅”に興味がない」でした。わかりにくい!
梅ヶ枝餅(うめがえだもち)
福岡県太宰府市で販売されている和菓子。
薄い餅で小豆餡をくるみ、梅の刻印が入った鉄板で焼く
焼餅です。
御察しの通り、梅の味も香りも一切しません(笑)
月見団子
月見団子(つきみだんご)
十五夜に満月に穀物の収穫に感謝を表すために供える団子。
団子をピラミッド状に積み上げますが、この数は12個だったり15個だったりと諸説あります。
どら焼き
どら焼き
「銅鑼焼き」とも書きます。
カステラ風の生地2枚に、小豆餡を挟み込んだ和菓子です。
名称の由来は諸説ありますが、もっとも有力なものは、打楽器の銅鑼に似ていると、ということから。
ちなみに、ドラえもんがどら焼きが好きな由来は、作者の藤子・F・不二雄の出身地の富山県では、お祝いにどら焼きを贈る風習があること来ています。
たい焼き
たい焼き
小麦粉・砂糖・重曹などから作った生地に鯛型の焼き型に入れ、小豆餡を載せて焼く和菓子です。
読売新聞に掲載された「たい焼きはしっぽまで餡が入っているのがおいしい」という趣旨の話がきっかけで、かつて文学者までを巻き込んだ「たい焼き論争」が勃発しました。
「菊花」
「菊花」(きくか、きっか)
「練り切り」と呼ばれる、練り切りあん(白あん)を主原料にする生菓子です。
白あんに着色をし、四季折々の植物・風物詩をかたどり細工をほどこします。