コロッケの中でもっとも一般的なポテトコロッケ。


日本のコロッケは西洋料理のクロケットを模倣しました。

日本以外の各国にも“クロケット”はあり、甘いカボチャで作られる中国の「クロケット」、シチューと共に食べるインドの「アール・ティッキ」、アメリカの魚肉団子の「フィッシュ・ケイク」と蟹肉団子の「クラブ・ケイク」などがあります。

主にポテトコロッケをキャベツと共にパンに挟んだ「コロッケパン」。

この「コロッケパン」のコロッケにはコーンが含まれることが多いです。
電子レンジがあれば温めることもありますが、基本は常温のままで食べます。

ホワイトソース（ベシャメルソース）を使った「クリームコロッケ」。
その中でも、カニを使ったもっともメジャーな種類の「カニクリームコロッケ」。

日本でのクリームコロッケは、コロッケの中でもポテトコロッケに次ぐ知名度があり、ポテトコロッケと区別しやすいようにカニのハサミを刺したり、俵形に整形します。

ローソンで販売された「ゲンコツクリームコロッケ」。
具はカニではなくロブスターが使われています。

中身も白いホワイトシチューではなく、カレー色（？）のロブスターソース。税込み138円という安さもあり、「おいしい！」と大好評です。

『キユーピー3分クッキング』で作られ話題となった『焼きコロッケ』。

油で揚げていないのでヘルシーだとされていますが、揚げていないので見た目はただのハンバーグ（笑）

「焼きコロッケ」なのか「ポテトハンバーグ」なのか、難しいところです。

お米に衣をまとわせ油で揚げた「ライスコロッケ」。
基本的に中身はただの白米か、味付けをしたご飯で肉などは入っていません。

またチーズを入れることもあります。

平野レミ考案の「食べればコロッケ」。

包まない「食べれば稲荷」や「食べれば餃子」などの“食べればシリーズ”の一つです。
胃の中に入ってしまえば同じ、という実も蓋もない料理。
ですが、油で揚げてもないので、当然衣もありません。

『TVチャンピオン』で登場した「あんかけチャーハンのとろとろコロッケ」。

あんかけをコロッケにかけているのではなく、衣の中にあんかけチャーハンが入っています。
衣のサクサクとあんかけのトロトロが合わさり、意外（！？）と美味しそうですね。

リラックマの顔を模した「キャラ弁コロッケ」。

キャラ弁なので、本来はモチーフにするキャラクターの種類は数多くいますが、コロッケの衣と色からか、「キャラ弁コロッケ」は熊や犬のキャラクターが定番です。

とんねるずの石橋貴明が、馴染みのコロッケ屋さんから伝授された「石橋流コロッケ」。
伝授されたなら、“石橋流”はじゃないんじゃ･･････


手際など以外は一般的なポテトコロッケですが、隠し味に砂糖とナツメッグが加えられています。

紹介したものの他にも、「カレーコロッケ」や「豆腐コロッケ」など、実に様々なコロッケのバリエーションがあります。

中身がクリームでもコロッケ。
衣がなくてもコロッケ。
小判型や俵型に整形していなくてもコロッケ。

コロッケとは一体何なのか、考えさせられますね（笑）