[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=xm3dMYtJvB4テレビのリポーターが神道と仏教の違いをテロップ付きで解説しているGIF画像です。日本人であれば、すぐに違いが分かるのですが、日本古来の宗教観を知らない外国人にとっては、どちらも同じように見えてしまいます。神道と仏教の違いは主に4つです。１）宗教施設の名称の違い：神道は「神社」、仏教は「寺」２）神職の名称の違い：神道は「神主」「巫女」、仏教は「僧」「尼」３）参拝形式の違い：神道は「手を叩いて神様を呼び出す」、仏教は「手を合わせ、心の中で御仏を念じる」４）その他：神社にあるものは「鳥居」、寺院にあるものは「仏像、お墓」このほかにも「経典」の有無など、大きな違いがあります。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=cuS-wPVbe8c拝殿に上がる前、神社の鳥居をくぐる時は一礼してからくぐります。鳥居は俗世と天上を結ぶ場所ですので、土足で拝礼なしに進むのは参拝の作法に反します。決まった数の階段を上がり、境内に入ると、大概の神社にはお浄め場という水場がありますが、そこで柄杓を使って不浄にまみれた手を洗い流す「手水」の作業を行います。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=Gii-S3aKh7I手水が済み、いよいよ社に住まう神様とのご対面です。拝殿の時も一度拝礼を行い、それから賽銭します。鈴を静かに鳴らして柏手を2回打ち、神様にお越しいただくと、低頭して願い事や祈願成就の報告をします。この時、頭を上げるのは不敬とされていますので、注意です。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=ZjJxPRhmXHY正月の初詣などの場合、大きな神社になると参拝者の数も半端ではなく、GIF画像のように臨時の賽銭場所や拝殿を設ける場合があります。それでも作法は古来から決まっており、いくら人が多いからと言って簡略化していいものではありません。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=yy7vk6TZKm4拝殿での参拝が済むと、おみくじを引いたり、お守りを買ったり、絵馬を買って願い事を書いたりする人もいるかと思います。当たるも八卦、当たらぬも八卦で、神社によって扱いは異なりますが、最近のおみくじは凶を引く可能性が限りなく低いです。しかし、数は少ないですが一応、入っている事は入っているようです。紙のおみくじであれば、悪い運勢が出た場合、境内の木や柵に括り付けると厄が祓われると言われています。

絵馬が静かに、風に揺れています。おみくじではなく、絵馬に願い事や祈願成就の報告を書いて神様に寄せる場合も人によってはあるかもしれません。間違っても「ここにある絵馬のすべての願いが叶いませんように」とか、「好きな彼女が彼と別れますように」とか、他人の不幸を願うような事を書いたりしてはいけません。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=5Cn3GRWpcDg数えで3歳、5歳、7歳に達する子供の健やかな成長を願う「七五三」のお祝いは、全国各地の神社で行われます。神社は今も昔も日常生活に密着する祭祀施設なのです。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=g-IO9ciUk4k挙式のケースとしては現代では稀かもしれませんが、出雲神社に限らず、全国的に有名で、長い歴史を誇る神社であれば、神社で結婚式を挙げる事が可能です。かつては貴族の挙式において一般的でしたが、これを神前結婚と言い、似たようなものにお寺で結婚式を挙げる仏前結婚というものがあります。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=LkJA5_98l1c受験シーズン前になると、入学試験の合格祈願で受験生が大挙して参拝し、神社は大忙しになります。祝詞を挙げる神主はいわば神通力の代行的な存在で、神主から合格パワーを授かろうとGIF画像の中の学生たちも真摯に頭を垂れています。

[元動画] https://www.youtube.com/watch?v=TCwMNCAzjUU神社の年中行事、いわば地域に根付く伝統行事の一つで有名なのは「豊作祈願」だと思います。現代と違って日照りや飢饉の多かった昔は、その年の気象状況によって作物が全く収穫できず、村全体が餓死するなど村人が悲惨な目に遭う事も少なくありませんでした。今では想像できませんが、神社による農事は死活問題に直結していたのです。