初期には『野比のぶ子』と表記されることありましたが、『野比玉子』（のびたまこ）で統一されています。

旧姓は片岡。38歳。

教育ママののび太のママですが、実はのび太に負けず劣らず結構抜けています。

物を出しっ放しにしたり、ドアを開けっ放しにしたりなどずぼらな所があり、しっかりと息子に受け継がれています。
また小学校5年の時のテストで35点を記録。

またのび太同様近眼で、眼鏡がないと新聞も読めず、のび太と同じく眼鏡を外すと目が『３　３』になります･･････という設定でしたが、いつしか眼鏡を外すと美人になることになりました。

実は連載当初はのび太を溺愛していて、怖い思いをしたのび太に膝枕をしてあげたり、宿題を忘れたから学校を休むといったのび太をなだめようとするなど、「甘くて絶対にのび太を怒らない」と記載されていました。
スネオのママの変わりません。

絶対に怒らなかったはずのママが教育ママに変貌し、宿題をしなかったり怠けたのび太に対して正座をさせ、平均1時間お説教をするようになりました。

怠けているのび太を叱っていたママでしたが、いつしか怒り方が理不尽に。

ただひたすらガミガミと怒ります。
ジャイアンやスネオにいじめられていることを知っているのかどうかわかりませんが、ジャイアン達のいじめによる失敗にも、一切理由を聞かずただ怒るだけ。

夏休みの宿題を終えていたのび太を信用せず、机に座らせ続けたこともありました。

ドン引きです。

のび太がスネ夫から借りた漫画を捨てたり燃やしたり、自分が躓いたからという理由だけで物を捨てる。

さらに物置に勝手に放り込み、それが音を出すと箒で滅多打ちにするなど、劇中で一番の危険人物。

ドラえもんがいなければのび太は自殺しているんじゃないか？

のび太のパパと会話がこじれた程度でのび太に八つ当たりするのび太のママ。
のび太も半ば諦めているのか、反論もせずにお説教（説教になっていませんが）を受け、ドラえもん以外に弁明することもなくなっています。

ジャイアンよりたちが悪い！

動物嫌いなのび太のママ。のび太の捨て犬などを拾ってきて「この子を飼いたい」に対して「捨ててらっしゃい！」といった回数は100回を越えています。
その中には「台風のたまご」で生まれたフー子や宇宙人なども。
ドラえもんと仲良く出来ているのが奇跡！

帽子を被るとジャイアンにしか見えないのび太のパパ、野比のび助。原作では36歳ですが、アニメでは41歳。

のび太のママと比べると一見のび太に対して甘く（常識的）であり、叱るせいもじっくりと論する。

普段はのび太を叱る際は、感情に任せた怒り方はしないパパですが、とある話では態度を豹変。あのママが止めるほどの虐待とも思えるほどの躾をのび太に対してしました。

運動神経が鈍く、運転免許の試験に何度も落ちています。さらに、試験に落ちている理由について「僕は本当は運転がうまいんだ。先生が横でうるさいから悪いんだ」と発言。
不器用で、ダイエットが3日も続かないぐらい意思が弱い。

のび太のダメな所はばっちり遺伝でした。