【今日は何の日? 6月28日】本日は『パフェの日』でもデザートが由来じゃない!GIF画像集
『6月28日』は『パフェの日』です。1950年のこの日、巨人の藤本英雄が日本プロ野球史上初となるパーフェクトゲーム(完全試合)を達成し、「パフェ」のフランス語「parfait」には「完全な」(パーフェクト)という意味があることから、と言う理由で、まさかの野球由来で制定されました。巨人自重しろ(笑)
今回はデザートの『パフェ』ではなく、由来となった『完全試合』をGIF画像とともにご紹介します。
完全試合(パーフェクトゲーム)
完全試合とは、一本もヒットを打たれない「ノーヒット・ノーラン」の更に上、ヒットは勿論のこと、四死球に失策も出さず、1人の投手で勝利することです。
例え9回まで抑えても、延長で負けたり、引き分けの場合は参考記録となります。
日本では2016年までに15度記録され、もっとも新しいのは1994年の巨人・槙原寛己です。
ちなみに、コールドゲームの場合は参考記録となり、完全試合とはなりません。
ノーヒットノーラン
ノーヒットノーランは無安打で、四死球・失策での出塁を許した場合で、1人の投手が最後まで投げて勝利をすることです。
メジャーリーグでは野茂英雄が2回達成し、マリナーズの岩隈久志も2015年に達成しました。
完全試合と違ってノーヒットノーランは意外と出やすく、岩隈久志が達成した2015年にはメジャーリーグで7度記録されています。
そのうちの1人は、1年で2度のノーヒットノーランを達成しています。
ちなみに「完封」とは0点で抑えることで、ヒットは何本打たれても構いません。
メジャーでの完全試合
メジャーでの完全試合は2016年までに23度記録されています。
もっとも新しいのは2012年シアトル・マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス。
アメリカ人以外では2人目となり、イチローがマリナーズからヤンキースに移籍した1カ月後に達成しました。
メジャーで、あと1人で完全試合
9回2アウトまでパーフェクトピッチングをしていたのに、最後の打者にヒット、フォアボールを与えて達成できなかった選手は数多くいます。
2013年4月2日にダルビッシュ・有が、日本人で初となるメジャーリーグ完全試合をあと1人で逃してしまいました。
プロ野球で、あと1人で完全試合
プロ野球で、9回2アウトまでパーフェクトピッチングをするも、あと1人で完全試合を逃してしまった選手は2016年までに4人います。
直近は2012年の巨人の杉内俊哉。
9回2アウトの次の打者に2ストライクと追い込み、後1球とまでいくも、フォアボールで逃してしまいました。
エラーで完全試合を逃す
日本のプロ野球で、味方の失策で完全試合を逃した選手は2人います。その1人は2009年中日ドラゴンズの山本昌。
4回の味方が失策をするも、その後も安打・四死球を出しませんでした。
この場合は「完全試合」となりませんが、「ノーヒット・ノーラン」となります。
ちなみに、現在はファウルフライ落球の失策の場合は、日本でもメジャーでも完全試合として扱われます。
連続27人以上をパーフェクトも達成ならず
9回まで全ての打者を出塁させない為には27個のアウトが必要です。
しかし、連続で27個以上のアウトを取るも、完全試合を逃した投手がいます。
1970年阪神の江夏豊。
2回2アウトから延長13回まで連続で34個のアウトを積み重ねました。
しかしその前に出塁を許しており、さらに14回に本塁打を打たれたことで敗戦投手になってしまいました。
準完全試合
安打・四死球・失策に問わず、1人だけ出塁を許し、そのほか全てを完全に抑えた場合、「準完全試合」とよばれます。
前述の失策で出塁を許した山本昌もここに含まれますが、ダルビッシュ・有は被安打後降板したので含まれません。
2014年に楽天の則本昂大が、7回に1本のヒットを許しただけで、残りは全てを抑えました。
しかし、安打での出塁の為、「ノーヒットノーラン」にもなりません。
準完全試合、ノーヒットノーラン
準完全試合ですが、出塁が四死球や失策の場合は「ノーヒットノーラン」となります。
2014年に西部ライオンズの岸孝之が、1回に四球を与えるも残り全てを完全に抑えたので、完全試合は逃すもノーヒットノーラン達成となりました。
サッカーでの完全試合
サッカーの試合で、日刊スポーツが「完全試合」と記述したことがあります。
その内容は、「相手にシュートを1本も撃たせず勝利した」試合でした。
2009年にJ1リーグ鹿島アントラーズが、Jリーグ史上初となる被シュートゼロを記録しました。