キメラアント編での一戦。

ナックルを騙して近寄らせ、一撃で殺そうとするユピーに対して“落雷（ナルカミ）”を使い一瞬だけ行動不能にしたキルア。

今までその存在をキルアのセリフで匂わせてはいましたが、この戦いで遂に明らかになる“新技”。

劇中でも最強クラスのキメラアントの王直属護衛軍モントゥトゥユピーに1人で向かうキルア。

何に対しての八つ当たりなのか。
何に付いて怒りを感じているのか。

それはキメラアント編後に明らかにされます。
つまり、ユピーには知る由もありません。

ユピーの目が追いつかないほどのスピードで消え、強力な電撃を与えるキルア。

シュートからは複眼1つを取られる程度。
ナックルからは“天上不知唯我独損（ハコワレ）”の能力故にダメージなしだったので、ユピーからしてみれば討伐隊から初めてまともに受けたダメージです。

蹴撃には電撃が加わっていない！
でも思ったより効いています。

この時履いていた靴は電気を通さないらしいです。

ユピーに怒鳴ることすらさせないキルア。
知ってか知らずか、怒りを力に変えるユピーの能力を完全に抑え込んでいます。

ユピーの体がほんの僅か動いた瞬間に消え、拳を加えるキルア。ユピーの口から何か液体が出ちゃうほどの攻撃！

ユピーに反撃はおろか、動くことすら許さないスピードで攻撃するキルア。まさに“蝶のように舞い、蜂のように刺す”。

肉体に電気の負荷をかけて、潜在能力を超える動きを強制する技。

“神速（カンムル）”には2種類の技があり、1つは自分の意思で肉体を動かす“電光石火（でんこうせっか）”。
主に超高速移動に使用しています。。

もう1つは今回ユピーに対して使っている技、“疾風迅雷（しっぷうじんらい）”。
予め動きをプログラムしておき、敵の害意のあるオーラに反応して動き、攻撃をする技。

ユピーいわく総合的な力で言えばユピーの1/10以下しかないキルアが、ユピーに何もさせないほどの能力。

大したダメージを与えることが出来ませんでしたが、この時の経験が、この後のユピーに信じがたい行動を取らせるきっかけとなりました。