腕立て式滑り台〜愛のle ponpes toboggan〜

ここはフランス。
猫のニャ・ポーゼ雄は滑り台が大好きな猫。
朝の日課は近所の公園の滑り台を滑ることだった。

しかしある日突然、公園から滑り台が姿を消した。
代わりに液晶パネルのパズルゲームが公園を埋め尽くした。
そう、今の時代、人間の子供は公園で滑り台など滑りやしない
この街で滑るのは猫のニャ・ポーゼ雄だけだった。
悲しみに打ちひしがれるニャ・ポーゼ雄。
飼い主のシュ・ジョビ・ヌーネは考えた。
ニャ・ポーゼ雄のために自分ができる精一杯のことをしたかった。
しかし、シュ・ジョビ・ヌーネができることといえば腕立て伏せくらいだった。
間もなくいい案が浮かんだ。

「自分が滑り台になればいい。」

腕立てる喜び、滑る喜び、ダブルの喜びでおいしさアップ。
ニャ・ポーゼ雄とシュ・ジョビ・ヌーネは幸せで毎日胸がいっぱいだ。

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