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自民党の総裁選挙が告示され、石破元幹事長・菅官房長官・岸田政調会長の3人が立候補の届け出を行い、三つどもえの選挙戦がスタートした。

8日から本格的な総裁選が始まるが、3候補に共通するのは、勝敗そのものより、総裁選のあとを見据えているという点。

圧倒的優位に立つ菅陣営の幹部は、「議員票、地方票ともに、最低でも6割を固めることだ」と話している。

議員票、地方票ともに圧勝することで、安定した政権運営につなげたい考え。

一方、支持する派閥間の主導権争いが表面化しているため、菅氏にとっては、その後の人事が党内のバランスを保てるかどうかの試金石となる。

これに対し、岸田・石破両氏は、次につなげる戦いにしたいところ。

劣勢が伝えられる岸田氏だが、陣営の結束を固めたうえで、派閥同士のつながりを生かし、ほかの陣営からの票の上積みを狙う。

地方票とあわせて最低でも2位に入ることで、総裁候補としての存在感をアピールしたい考え。

Randy Xing