ハンターハンターのレオリオ=パラディナイト

冨樫義弘さんのHUNTER×HUNTERを読みました。
主人公ゴン=フリークスを筆頭に、ハンターとよばれる人たちが活躍をする漫画でした。
その中でも、レオリオ=パラディナイトという人は、ゴンがハンターになるために島を出るために乗った船で登場します。
ハンターになるためにはハンター試験を受けなくてはいけないのですが、その試験は多くの人が受け、多くの人が落ちる試験です。
その試験を受ける為に、皆が船に乗っているのですが、そこで船長に問われるのです。
なぜハンターになりたいのか、と。
レオリオはそこで金さえあればなんでも買えるからだと答えます。
レオリオは、ハンターになってお金を手に入れたいということを明確に示しましたが、話が進むにつれ、お金にそこまでこだわる理由も明らかになりました。
レオリオは友人を病気で亡くしていたのです。その病気は手術さえすれば治った病気でした。ですが、そのお金がとても高すぎたのです。レオリオは病気で亡くした友人のために医者になり、同じような病気で苦しんでいる子供を助けたい。その一心で、医者になるため、子供たちを救うためにハンターになろうとしていたのでした。
レオリオはハンター試験の一次試験中にヒソカという奇術師に狙われます。ですが、やられつつもヒソカが試験会場まで運んでくれたおかげで助かりました。
三次試験ではレオリオは男性らしい一面を見せてくれました。トリックタワーでレオリオは賭けに出ます。対戦相手が女性か男性か。確かめる方法はもちろん相手のカラダを気のすむまで調べること。当然、男性と賭け負けます。負けて悔いなしというくらい思う存分相手が女性か調べたようです。
レオリオはHUNTER×HUNTERの中で一番男臭い人だと言えると思います。
ハンター試験は合格し、レオリオは医者になるために医学部へはいりました。
また9月1日にヨークシンシティでゴン達と会う約束をして。
ヨークシンシティでゴン達と再会したのはゴンが買い物をしようとしていたときでした。レオリオはどこまでも貧乏性なのか、ゴンの買い物の値切りに値切りました。やはり人間臭い、男臭いです。値切るのに男臭いはないかもしれないですが、機械にくわしく、値切り方も手馴れていました。すばらしい能力だと思います。
レオリオのイメージは人間臭く男臭く、ハンターとかけ離れていってしまうのですが、仲間とのやり取りの中からどんどん意志の強さを感じることができます。
自分がどうやっても助けられないゴンのために、ゴンの父親ですらかんたんに吹っ飛ばしました。心の熱い男です。これから医者としてどんな活躍をしていくのか楽しみです。

hitoka